プロジェクトの趣旨に賛同してくださった方が、これまでに、さまざまなお取り組みをしてくださいました。いくつかの活動事例をご紹介します。
事前に4年生の総合学習で手洗い実験、10月13日ボランティア委員会の発表、15日の朝学習の時間に「世界手洗いダンス」の音楽を各学級に放送しました。
休み時間のあとに取り組みました。脱脂綿を使って手を洗った子と洗うのを忘れた子の手を、ぬれた脱脂綿で拭いて、カメラで映し出しました。紙しばいも使い、手洗いダンスをしたあと、子どもたちを「手洗い名人」に任命しました。
紙しばい、手洗いダンスのDVDを見て、手洗いの大切さを教え、参加した児童全員で、「手をあらおう。手をつなごう」の標語ポスターを手形で作成。その後、手洗いをしてからおやつを食べた。作成したポスターは、学校の体育館に貼ってもらいました。
保健委員会児童が校内で給食前の手洗い調査をしました。対象は自分の学年とペア学年、一人でそれぞれの学年2~3人を調査したので、各学年20人程度を調査しました。
調査結果をもとに児童で取り組むことを話し合い、ビデオ作り・手洗いの仕方ポスター作り・手の洗い方の掲示物作りで、正しい手洗いの方法を全校に知らせていくことになりました。
紙の上に好きなポーズで寝て、先生が引いた線にそって切り抜きました。絵の具で色づけした手をはって完成。手洗いダンスをしながら、手をきれいに洗いました。
紙しばいのほか、手についているばい菌の写真も見せました。みんなで円をつくって、ダンスを踊りました。
小麦粉と片栗粉を混ぜたものをバイキンと見立て、手に塗りました。乾いたあとに、ヨード液をスプレーすると、あっというまに、手がどんよりとした紫色に。この汚れを落とすよう、せっけんを使って手洗いをしました。
好きな色の絵の具を手につけて、みんなでポスターをつくりました。ペタペタとするのが楽しかったようです。
紙しばいのほか、手についているばい菌の写真も見せました。みんなで円をつくって、ダンスを踊りました。
1才~5才までの保育園の園児と保育士とともに、手洗いの大切さや正しい手洗い方法を紙しばい、手洗いダンス等で理解しました。その後、ひとりひとり洗面所でポスターで正しい手洗い方法を確認しながら、ていねいに洗いました。保育士の先生も園児たちも「手洗いダンス」を楽しく踊って手洗いのポイントを伝えることができました。
手洗いダンスのDVDを参考に保育士が手洗いダンサーになって、子どもたちと一緒にダンスを踊り、手洗いの大切さを繰り返し伝えました。2歳児クラスの子どもたちなので、毎日の繰り返しが大切です。保護者にも手洗いのプリントを配布しました。
0~3才の幼い子どもたちですが、手洗いに興味を持つよいきっかけだと感じています。世界の子どもたちをまず「知る」とから始まり、それが広がる第一歩であるとも感じます。むずかしい内容の紙しばいも年齢に応じて文章を変えて使用させていただきました。
手洗いの実験では、4歳児クラスが行いました。お外遊びから帰ってきた時、手を洗わない子と洗った子、透明水槽を使っての実験です。「ぜんぜん違う」「手を洗わないとおなかが痛くなっちゃうね」「手を洗うと、きれいな水だね」手洗いの大切さが一目で分かった様子でした。
手洗いダンスは、年長さんには事前にDVDを観ながら練習してもらい、当日は年中さん以下の園児の前で「お手本」という形で踊りました。その甲斐あってか、その後に全園児でおこなったダンスではみんな笑顔で『すっぺすっぺす~』をやってくれました。
10月16日、17日の2日間、中学校の文化祭の保健展示のコーナーで実施させていただきました。学年を問わず生徒も先生も地域の方も楽しく参加していたように思います。今後は保健室の先生の提案で、給食前に毎日その音楽をかけ、手洗い場にポスターのカラーコピーをはって風邪予防対策の一環にするとのことです。
中学3年生の英語のテキストで、ネパールの水問題やそれに関連した教育問題について学習しました。そのあたりのことを思い出させ、今回の手洗いの日の主旨を関連させたので、多くの生徒は理解を深めたようだ。
パンを使った手の汚れ実験を保健委員会で実施。2年生の職場体験の事前指導で養護教諭がそれを使って指導。ほとんどの生徒が進学するので、3年生も進路=高校受験になっていて、高校でも大学や専門学校への進路が増えており、社会で働くための指導は今回が最後の生徒もいるかもしれない。社会人としてのエチケットの1つとして手洗いの指導はありがたかった。